【ゆる妊活①】やんわりお酒やめる

大学時代から20代後半まで、大の飲み会好きで名を馳せた田熊。
妊活本にまず書いてある
『赤ちゃんを迎えたいと思ったら・・・飲酒は控えましょう!』
の文に白目剥きました。
元々お酒が好きというよりは人とお酒を飲むのが好きな人間なので飲酒をやめること自体は全く苦ではありません。
それより難しいのが、スマートにお酒を断ることでした。
妊娠してもいないのに「お酒やめたんです」って言ったら絶対「あんなに飲み好きだったあなたがいったいどうしたの?」と返されるのが目に見えている。
苦し紛れに「健康のために…?」とか変な返答をしているしょっぱい自分が想像できてしまう…
しかし時はコロナ禍初期。
緊急事態宣言出まくり地域に住んでいた田熊は心配していた飲み会の機会がほとんどなくなり、zoom飲みではルイボスティーをウーロンハイと言い張る術で禁酒を遂行していました。
そんなある日、アマプラでどハマりしていたドラマ『フリーバッグ』を観ているとタイムリーなシーンが。
※『フリーバッグ』・・・ロンドンに生きる性欲強めで皮肉屋な女性・フリーバッグのお話です。
大好きなドラマだけれどいろいろ過激なため気軽に人におすすめできない。
フリーバッグの家族がとても久しぶりにレストランで集まって食事会をするシーン。
お祝いの席で皆がワインを嗜む中フリーバッグの姉夫婦が
「禁酒中なんです」
「お酒をやめてからいいこと尽くめ」
「元々味が嫌いだし」
などと言って頑なにお酒を飲もうとしない。
「何か理由が?」
と何度か周りに聞かれているうちに夫の方がついに
「子作り中なんで」
と言ってしまうのですが、そのとき妻の顔がひきつるのです。
一瞬の間の後、家族たちは姉夫婦に期待と応援の声をかけます。
いや、子作り中だなんて周りの人に知られたくないし、察せられたくないですよ。
少なくとも妊活開始時の田熊はそう思っていました。
「いま子作り中だからお酒飲まない」
と言ってしまえば周りの理解を得るのは簡単かもしれません。
ですがそれは同時に『計画的・定期的に致しています』と公言するようなものです。
大人だからって、良いのか?どうなの?
それに予定通りすぐ妊娠できれば良いのですが、もし授かれなかった場合は期待を裏切ることになりますし、哀れみの対象になりますし、多かれ少なかれ相手に気を遣わせることになります。
そういうわけで緊急事態宣言もなくなり久しぶりに人と会ってお酒を飲む流れになった時、田熊は
「飲みすぎて一度救急車のお世話になってから酒をたっている」
というパワーエピソードで妊活の事実をねじふせております。
ちなみに過去に酒を飲みすぎて救急車のお世話になったのは事実です。
