迎えた子宮卵管造影検査日。
生理開始後7〜10日の期間に検査の予約を取り(めんどい)、おっくんが休みの日だったので車での送り迎えの約束を取り付け、当日朝に妊娠検査薬で陰性を確認し(めんどい)、脚をオープンしやすいようにスカートを履いて出かけました。
(スカートは処置中に汚れたらいけないので結局脱ぐよう言われました)
看護師さんに案内されたのはなんだかうす暗い部屋。
(レントゲン室ですのでね)
下に履いてるものを全部脱いで中央の台の上に寝るよう言われました。
中央の台、ガラス板みたい。
(レントゲンを撮るのでね)
硬くて冷たい台に寝て(おしりヒンヤリ)、膝を90度にたてて脚を開くよう言われました。
ドアが開いて颯爽と現れた塩先生は間髪入れずに
「はいじゃあ始めまーす」
と何かの道具をカチャカチャいじり始めました。
何かをぎゅうぎゅう詰められる感覚がした後、下腹部に重みを感じだしました。
なんか、痛い…?
痛いとは聞いていましたが、なんかほんとに痛いんですけど?
重めの生理痛のようなズーンとした下腹部の痛みはそのうち内臓を握りつぶされているような耐え難い痛みへと変わり、額に脂汗が浮きはじめました。
口から唸り声がもれ身体がモジモジし始める田熊。
すると隣にいた看護師さんから衝撃の一言が。
「動いちゃうとこれ後日やり直しになっちゃうので動かないでくださいね〜」
拷問!!
塩先生「いま3分の1まで入りました〜」
まだあと半分以上!?
看護師さんに腕をさすられながら「動いたらやり直し」という言葉だけを脳に響かせ口から唸り声を漏らしつつも重い生理痛を10倍濃縮したような激痛に耐え続けました。
塩先生「いま半分まで入りましたからね〜」
まだ半分…!!
後半は目から涙が垂れ口から「ヒイイイイイ」と生まれて初めての悲鳴をもらしながら時が過ぎ去ることだけを祈りました。
痛すぎて意識が飛びそうになっていた田熊でしたが、先生が「はい終わりです〜」と器具を抜いた途端、するすると嘘のように痛みが治まりました。
10分くらいそのまま板の上で下半身にタオルかけられた状態で安静にするよう言われ放置。
その後服を着て診察室へ移動し、満身創痍の状態で自分の子宮と卵管を見るという謎体験を終えました。
すごく変な形でしたが卵管は左右とも綺麗に通っていました。
※子宮卵管造影検査の痛みの感じ方は個人差があります。全然痛くない方もいるそうです(びっくり!)。クリニックによっては痛み止めや麻酔を使用するところもあるそうです。