初めて不妊鍼を訪れた田熊。
ボリューミーな問診票をやっとのことで記入し終えると、次はカウンセリングということで施術室への移動を促されました。
中央にベッドが置かれ、傍らのディフーザーからしっとりいい香りが放出されている、1度だけ行ったことのあるバリ島のホテルスパみたいな雰囲気のお部屋に通されました。
受付で問診票を渡した若くて綺麗なお姉さんが一緒に部屋に入り
「鍼灸師のトミタです。よろしくお願いします」
と挨拶をし、先ほど記入した問診票をパラパラとめくり始めました。
(この若くて綺麗なお姉さんに、田熊の性交頻度や経血の色を知られている...!)
という羞恥心に苛まれながら不妊カウンセリングが始まりました。
クリニックでおじさん先生に股の中を見られるのは平気なのに若くて綺麗なお姉さんにいろいろを知られるのは恥ずかしい。
この差はいったいなんなのでしょうか...?