人工授精の卵胞チェックのつもりで来たクリニックで体外受精の説明を受けることになった田熊。
体外受精では卵巣を刺激して卵子を複数個同時に育てるのですが、刺激方法について塩先生からは2つの方法を提案されました。
ひとつは【Long法】。
採卵日を固定しやすく、仕事をしていて急な休みをとりにくい人におすすめの方法。
個人差はありますが1度の採卵で10〜20個の卵が採れるそうです。
デメリットは、採卵周期の前に一周期の準備期間がいること。
もし不成功に終わった場合は次の周期は卵巣を休ませる必要があるので連続で採卵ができないこと。
また卵巣をたくさん刺激するため、採卵後に卵巣が腫れ腹水が溜まる危険性が高いそうです。
もうひとつは【アンタゴニスト法】。
採卵日のコントロールはそこまできかないので、仕事をしていない人や、仕事をしていても急な休みをとりやすい人におすすめしているそうです。
一度の採卵でとれる卵は人によりますが5〜10個程度。
準備期間がいらないので採卵周期を連続することも可能だそうです。
デメリットとしてはまれにですが採卵前に排卵が起きてしまうことがあるそうです。
卵巣が腫れる危険性はロング法に比べると低め。
この"卵巣が腫れる"というのが注意点で、卵巣が腫れて腹水が溜まりすぎると血栓症が起きる可能性があり、そうなると緊急入院をして治療に専念することになるそうです。
するとまた採卵できない期間ができるので不妊治療が滞ることに。
と、ここまで聞いてビビりの田熊は後者の卵巣が腫れる危険性が低めの方法を選びました。
会社を急に休むことはいたしかたない・・・!
※ここに書いていることはあくまで田熊の体験談です。クリニックによって推奨している刺激法が違いますので、妊活されている方はぜひかかりつけのお医者さんにご確認ください。