庶民的出産録

不妊治療をめちゃくちゃ頑張った庶民の妊娠出産記録の漫画ブログ

【体外受精3】自己注射

体外受精は通院回数、費用、身体的負担など、何から何まで人工授精とは桁違いに大変になるわけですが田熊が気がかりにしていたこと、それは毎日の注射。

 

卵胞をたくさん育てるために1週間くらい毎日ホルモン補充を行うのですが、そのためにどうやら毎日注射を打つらしい、ということは噂に聞いていたのでした。

いくつか読んだ体験談では、病院に毎日通い、同じところに毎日注射をするので腕があざだらけになって大変!というのもあれば、毎日通うことが難しいので自分で注射をしました、というのもあり、田熊はてっきり好きな方を選べるものだと思っていたのでした。

と言いますのも、その少し前に、7年前に田熊の通うクリニックで体外受精の末に双子を妊娠出産した方とお話する機会があり、その方が「毎日通って注射を打ってもらった」とおっしゃっていたので(打ってもらえるんだ〜)と安心していました。

自分で自分に注射を打つなんて、まさか健康体で過ごしてきた自分がそんな行為をすることになるなんて、まったく予想していなかったし1ミリも想像できないのでした。

大変ではあるけれど毎日仕事を抜けてクリニックで注射を打ってもらう方がいいかなと勝手に考えていました。

がしかし田熊の通うクリニックでは7年の間に何かが変わったらしく、原則自己注射ですと希望はバッサリ切り捨てられ、多くの体外受精挑戦者のみなさんと同じく自己注射の道を進むことになったのでした。