【採卵8回目2】平均

採卵8回目。
今回もし胚盤胞ができたら、それが何個であっても凍結して、アシステッドハッチングとSEET法をやりたい旨を事前に塩先生に伝えました。
塩先生は塩なので、
「それは胚盤胞ができたらですね。まずは卵を育てることに集中しましょう」
と言いました。
通常、採卵時の卵胞サイズは最大でも23ミリ程度で良好な卵子が採れると言われている中、成熟卵が採れなさすぎる田熊は卵胞を最大28ミリまで育てて採卵に挑みました。
アンタゴニスト法では生理開始から大体14日目頃に採卵をする人が多い中、田熊の採卵は生理開始から19日目。
なんかすごい平均から外れすぎていて大丈夫かいなと思いましたが、ここまで不妊だと平均なんて当てにならないのも事実でして、塩先生を信じることにしました。
ちなみに採卵と移植を繰り返していると途中で必ず耳にする「TRIO検査」や「着床不全検査」について、やるのはどうか塩先生に一応聞いてみました。
TRIO検査については料金が高額なうえ、検査後の治療や効果について塩先生自身がいまいち納得できていないから塩クリニックで実施していない。
着床不全検査については、田熊はそれまでに2度着床だけはしているので不要と考えていると説明してもらえました。
庶民の田熊は元々TRIO検査に手を出すつもりはありませんでしたが、塩先生の説明を聞いてだいぶ気持ちがさっぱりしたので、疑問や迷いは逐一プロに相談するのが一番だなと思いました。
※ここで書いていることは2023年10月頃の田熊の体験談です。
検査や治療についての考え方はクリニックやお医者さんによって異なりますので、主治医や専門の方にご確認ください。