庶民的不妊録

生活が不安定なのに不妊治療沼にはまる夫婦の漫画ブログ

【採卵7回目4】デジャヴ

会社で大変なことが起こった翌日、田熊は7回目の採卵後の受精確認のためクリニックへ向かいました。

従業員全員が精神大混乱の中がんばって働いているのに自分だけ休むのは少々気が引けましたが、自分の人生も大事だし、そもそも受精確認はずらせないし、と自分に言い聞かせて予定通り仕事は休みをとりました。

 

2周期のお休み期間で存分にストレス発散し、今回は卵胞の育ちも順調。

採れた卵子は12個。

保険適用の残り2回の移植分、2個でいい、胚盤胞できてくれ…

という田熊の願いも虚しく、採卵から5日目で胚盤胞は1つもできていませんでした。

 

採れた12個の卵子のうち成熟卵は1個だけで、その1個は受精はしましたが分裂が遅く、5日目の時点で初期胚。

ここまでの説明を聞き、田熊は「デジャヴだ...」と5回目の採卵の受精確認を思い出していました。