2022-09-01から1ヶ月間の記事一覧
※2021年2月頃、不妊治療保険適用前のお話です。 「問題ありません」 と塩先生から渡されたおっくんの精液検査結果の用紙を眺めた田熊は一つの項目を注視しました。 基準値に達していない項目が、ある。 田熊「これ、足りていませんが」 総運動率という項目が…
田熊が子宮卵管造影検査の激痛に打ちのめされていた同じ日に、実はおっくんは精液検査を受けていました。 朝おっくんがカップに射出したものを田熊がクリニックへ提出。 そのまま田熊は子宮卵管造影検査を受け、検査後の説明の際にペロッと精液検査結果用紙…
子宮卵管造影検査という壮絶な体験をした後、田熊はおっくんに車で迎えにきてもらってせっかくなのでそのままランチへ繰り出しました。 お気に入りの美味しいつけ麺屋さんへ。 検査が終わると同時に凄まじい痛みはするすると治まっていたのですが、つけ麺を…
迎えた子宮卵管造影検査日。 生理開始後7〜10日の期間に検査の予約を取り(めんどい)、おっくんが休みの日だったので車での送り迎えの約束を取り付け、当日朝に妊娠検査薬で陰性を確認し(めんどい)、脚をオープンしやすいようにスカートを履いて出かけました…
※2021年2月頃、不妊治療保険適用前のお話です。 田熊の通う不妊専門クリニックでは妊娠希望夫婦が始めに受けられる基本検査は3つありました。 女性 ・血液検査(ホルモン検査・感染症検査・抗精子抗体検査) ・子宮卵管造影検査 男性 ・精液検査 血液検査で甲…
不妊専門クリニックで基本検査を受けホルモン数値で1個ひっかかってしまった田熊は、甲状腺の専門医に診てもらうため塩先生おすすめの総合病院へ向かったのでした。 まずは橋本病(甲状腺が腫れる病気)じゃないかどうかの確認で喉元のエコー検査をし、血液…
不妊専門クリニックデビュー初日に血液をズイズイ抜いたので、後日、検査結果を聞きにいきました。 塩先生「感染症検査はすべて陰性、体に入ってきた精子を排除しようとする抗体もありません。ホルモン検査もおおむね良好なんですけれど...」 田熊「(けれど…
初めての不妊専門クリニックは着いてから診察、血液検査、会計で呼ばれるまで30分も経たずに終わりました。 頭がついていかないまま気づけば受付で会計の明細を差し出されていました。 い、いちまんごせんえん...! 初診料が3,000円ほど、血液検査が12,000円…
妊活開始から半年が経った2021年2月、田熊は不妊専門クリニックを訪れました。 こじんまりとしたクリニックで、待合室のピンク色のソファには3名の女性が座っていました。 受付で初診であることを伝えると 「これに記入してください」 とA4用紙2枚の初診票を…
市内唯一の不妊専門クリニックの新規予約戦争に敗北した田熊は市外のクリニックを検討することになりました。 次なる候補地は会社の近く。 田熊の勤める会社の最寄り駅はまあまあ栄えているので徒歩圏内に専門クリニックもあるんじゃないかしら?と検索した…
《前回のおさらい》 市内で唯一のセレブリティ不妊専門クリニックは2カ月先まで予約満員の超人気クリニックだった。 妊活開始まだ半年で不妊症の基本検査を受けるためだけにあまり遠出をしたくない田熊は果たしてセレブクリニックの予約を勝ち取ることができ…
※2020年12月、不妊治療保険適用前のお話です 不妊検査やるなら最初から高度不妊治療をやっている専門クリニックにした方がいいですよと産婦人科受付に言われた田熊。 料金表を一瞥して「ムリ」と切り捨てた市内で唯一のセレブリティ不妊専門クリニックのホー…
以前ピルを処方してもらっていたレディースクリニックのホームページに「不妊外来」の文字を見つけた田熊は初診料をケチれる喜びとともにさっそく不妊検査の詳細を聞くべく電話をかけたのでした。 田熊「以前そちらでピルを処方していただいていた者です。今…
クリニックでの検査へ強引に舵をきり、善は急げと「〇〇市 不妊検査 クリニック」で検索をかけてヒットしたのはたったの1件。 ファミリー層の人気移住エリアのくせに、少ないな…? とりあえずそのクリニックのホームページへ飛んでみると一瞬思考がかたまり…
2020年12月、田熊は焦っていました。 妊活を始めてそろそろ半年。 生理周期が短い田熊はとっくに6周期を終えていました。 かすりもしないが? 妊娠初期症状とやらを検索しまくり自分の体調と照らし合わせる隙もなく毎周期予定通りにばっちりリセットが来ます…