庶民的不妊録

生活が不安定なのに不妊治療沼にはまる夫婦の漫画ブログ

2024-01-01から1年間の記事一覧

【採卵7回目5】残り2回

7回目の採卵の受精確認日。 田熊に知らされた結果は 「卵子12個中、受精1個、5日目の時点で初期胚」 という何とも厳しい状況でした。 2つ前の採卵でも受精確認の日に同じような状況でした。 その時は採卵をしても移植にたどり着けないということ自体が辛く気…

【採卵7回目4】デジャヴ

会社で大変なことが起こった翌日、田熊は7回目の採卵後の受精確認のためクリニックへ向かいました。 従業員全員が精神大混乱の中がんばって働いているのに自分だけ休むのは少々気が引けましたが、自分の人生も大事だし、そもそも受精確認はずらせないし、と…

【採卵7回目3】フォロー

7回目の採卵から4日目。 田熊は受精確認を翌日に控え、まったく集中できないポンコツ状態で最低限の仕事をこなしていました。 その日、社長から従業員全員(と言っても10人程度)に話があると皆が集められ、総務を担当していた女性が事故で意識不明重体、職…

【採卵7回目2】久々の麻酔

2023年9月、田熊は無事7回目の採卵を終えました。 卵子は12個採れて田熊にしてはまずまずの結果でした。 が、麻酔後の体調不良がすごい。 前日の絶飲食開始時間直前まで水分を十分摂り対策はバッチリしたはずだったのですが、久しぶりの麻酔だったからなのか…

【採卵7回目1】会社

2023年9月。 田熊は2周期のリフレッシュお休み期間を経て、7回目の採卵周期を開始しました。 薬なし通院なしの日常生活と旅行によって心身ともに健康を取り戻し、再開した毎日の自己注射を無の感情でこなし、ホルモンによる体調不良も穏やかにやり過ごしてい…

【気晴らし旅14】体調

2023年7月。 不妊治療をお休みして箱根旅行に出かけたおっくんと田熊。 有名神社には行かなかったものの、大涌谷や彫刻の森美術館など主要観光スポットをめぐり、美味しいご飯を食べ、温泉に浸かり、夏の箱根を満喫しました。 そして箱根湯本で食べ歩きをし…

【気晴らし旅13】箱根

2023年7月。 不妊治療に疲れた田熊はお休み期間をとり、おっくんと箱根旅行へ出かけました。 箱根といえば、関東屈指のパワースポット「箱根神社」と「九頭龍神社」があります。 ちょっと前の田熊だったらご利益をいただくために必ず立ち寄ったでしょう。 が…

【気晴らし旅12】休憩

田熊は移植④陰性宣告を受けた直後、頭の中で冷静に、不妊治療を休憩することを選択しました。 側から見れば、35歳の誕生日まであと半年を切り凍結胚のストックもない状態なら、1カ月でも若い卵子を摂ることが最善のように考えられますし、田熊もそのことは理…

【胚移植4回目3】子連れ

移植④の陰性を塩先生に告げられた田熊。 ショックはショックでしたが3回目までのズシンと重いものとは異なり診察室を出る頃には、なんだかそうなる覚悟がすでにできていたのかもしれないと考えたりしていました。 陰性宣告を受けるのも慣れたもんだわと待合…

【胚移植4回目2】陰性慣れ

※2023年7月頃のお話です。 4ABの5日目胚盤胞を移植して14日後、採血をして判定の時を迎えました。 待っている2週間の間、妊娠初期症状みたいなものは一切ありませんでしたが、移植4回目にして初めてAのつく胚だったこともあり、やはり多少の期待は抱いていま…

【胚移植4回目1】初A

6回目の採卵から5日目の受精結果では4ABの胚盤胞が1つだけできていました。 卵子が12個とれて胚盤胞1個なので成績としては悪いのですが、ゼロを何度も経験しているうえに直近の採卵結果がギリギリ7日目胚盤胞1個のみだった田熊の中では「5日目胚盤胞が1個で…

【採卵6回目3】がんばり

2023年6月。 ギリギリまで卵胞を育てて実施した6回目の採卵では12個の卵子が採れました。 いつもよりホルモン補充の期間と量が多かったせいか採卵日の夜から翌日まで下腹部痛があり、鎮痛剤を飲みました。 受精確認までの5日間は過去5回の採卵周期では新鮮胚…

【採卵6回目2】延長

ここ2回の採卵での卵の発育の遅さと成熟卵の少なさに鑑みて、ホルモン補充期間を多めにとって卵胞を平均より大きく育てる方針となりました。 これまで10日ほどだった自己注射期間が2週間ほどに。 期間延長に比例して日々の体調の悪さが増していき、仕事のパ…

【採卵6回目1】焦燥感

ダメ元で遂行した移植③が陰性に散った田熊はそれなりにショックだったので治療を休もうか少し迷いました。 しかし気づけば35歳の誕生日はあと半年後。 高齢出産は35歳からですが、不妊治療界隈でも35歳から卵子の数が減少する、卵子の質が落ちる、着床率が落…

【胚移植3回目2】測定限界値

ダメ元でお腹に戻した7日目胚盤胞4CC。 田熊は移植翌日から体調不良をぶり返し朝は平熱、夜は微熱、各種風邪症状の出現という基礎体温も初期症状も何もアテにならない状態となりました。 期待値がゼロに近かったことは違いありませんが、むしろこの絶望的な…

【胚移植3回目1】低グレード

採卵から7日目。 どうにかこうにか1つだけ胚盤胞ができました。 グレードは4CC。 7日目な上に低グレード。 見た目の評価と染色体異常のアリナシは相関ないとはいえ、CCとは、心許なさがすごい… しかし今後の採卵で胚盤胞ができないということもありえるし、…

【採卵5回目5】様子見

採卵から2日目の夜に熱が39℃台まで上がりましたが翌日には36℃台まで下がりました。(謎) 採卵から5日後、つまり発熱から3日後に卵の受精確認にクリニックへ行くことになっていましたが、これは無理なんじゃ…とダメ元でクリニックに問い合わせると意外にも 「…

【採卵5回目4】熱

5回目の採卵では卵子が7個とれ、全て顕微受精にまわしてもらいました。 採卵翌日は可能ならば安静にしていたいタイプなのですがその日は休めない仕事があり出勤。 しかも県境を跨いで都心へ。 慣れないギュウギュウの地下鉄ではもちろん座れず、不妊治療しな…