6回目の採卵から5日目の受精結果では4ABの胚盤胞が1つだけできていました。
卵子が12個とれて胚盤胞1個なので成績としては悪いのですが、ゼロを何度も経験しているうえに直近の採卵結果がギリギリ7日目胚盤胞1個のみだった田熊の中では「5日目胚盤胞が1個でもできてよかった」という安堵の気持ちが一番大きかったです。
グレードに"A"のつく胚盤胞ができたのも初めてでした。(6回もやってるのに)
見た目のグレードと染色体異常の有無は相関しないとわかっていても、それまで結構もう限界まで落ち込んでいた気持ちを浮上させるきっかけになりました。
前回の7日目4CC胚盤胞移植の決断時には渋い顔をしていた塩先生が
「分割スピードも悪くないですし、Cでなければ、AかBなら見た目は問題ないので、移植に適した良好胚だと思いますよ」
と明るめの表情で言っていて、
ああ、やはり前回の移植は塩先生にとっても超厳しい賭けだったんだろな...と思いました。