ダメ元でお腹に戻した7日目胚盤胞4CC。
田熊は移植翌日から体調不良をぶり返し朝は平熱、夜は微熱、各種風邪症状の出現という基礎体温も初期症状も何もアテにならない状態となりました。
期待値がゼロに近かったことは違いありませんが、むしろこの絶望的な条件で着床という奇跡が起き得るのが生殖医療なのでは…なんて1日に1回くらいうっかり考えたりしていました。
そんなこんなで迎えたBT14判定日。
結果、hCG2。
2って何…
塩先生によるとBT14で妊娠の可能性が見込める数値は3ケタ。
今回2の数値が出たということは着床しかけたのかもしれないけれど継続できなかったのでしょうと。
今回の移植で着床できることはわかったので子宮内の環境は問題なく、おそらくは卵の染色体異常でしょうと。
こうなったらあとは良い卵が採れるのを待つだけです…と。
残念な結果ではありましたが、ダメ元7日目4CCは「たぶん田熊の子宮は着床できる環境である」という微量の希望を与えてくれました。
※2023年5月頃の話です。ここで書いていることはあくまで田熊の体験談です。治療の進め方や考え方はお医者さんによって様々ですので、専門家や担当医の方にご相談ください。