胚盤胞移植で2回着床しなかった田熊は塩先生から次に実施可能な検査と治療法を提案されました。
顕微授精で受精卵を培養する際にできた培養液を別に凍結しておき、移植周期にまず凍結しておいた培養液を解凍して子宮内に注入する。
その2〜3日後に胚盤胞を移植する子宮内膜刺激術(SEET法)という治療法があるとのことでした。
胚移植の前に培養液を子宮に入れることで子宮内膜が刺激を受け、卵を受け入れる環境を整えるんだそうな。
こちらも自費診療で田熊の通うクリニックでは44,000円。
ちょっと高い...
凍結融解胚移植での適用になるため、採卵で月の限度額を払い、うまく胚盤胞ができれば翌月に胚移植で限度額を払い、そこにSEET法44,000円プラス。
出せない金額ではないが、それをして確実に成果が得られるわけでもないものに出す金額としては高い...
採卵・移植で金銭感覚が多少バグっているとはいえ、保険適用の恩恵がなければ高度生殖医療を受けられなかった身分の田熊には自費診療のプラス分がとんでもなく大きな壁に感じられるのでした。
※ここで書いていることはあくまで田熊の体験談です。治療の進め方や料金はお医者さんやクリニックによって違いますので、かかりつけのお医者さんにご確認ください。