3度目の採卵日。
おっくんの看病と家事、そして前日までの4日連続勤務により疲れ果てた状態で田熊はその日を迎えました。
明らかに過去最悪のコンディションでしたが今さらキャンセルもできず、前夜からの絶飲食でフラフラしながらクリニックへ向かいました。
3度目ともなるとクリニック側も田熊の術後の回復の遅さを把握しているので採卵が終わり目覚めてもすぐには移動しなかったり点滴を多めにしてくれたりといろいろ対処をしてくれました。感謝。
2時間ほど寝させてもらった後、術後の診察へ。
初回の空砲だらけの悪夢再来を覚悟して臨んだ採卵後の診察で告げられた採卵数は・・・
15個!
なんと、採れた卵は過去最多。
予想外の結果にひとまずホッとしつつ、
自分が認識してる程度のストレスやコンディションてあまり関係ないんだな…
と拍子抜けしたのでした。
そして採卵から5日後。
採卵では15個の卵子が採れましたがおっくんの病み上がり精子とのかけ合わせに全く期待できず迎えた受精確認。
塩先生から
「胚盤胞2つできました」
と告げられました。
あれ?できてる…!!!
ダメコンディションも病み上がりもはね飛ばし、田熊史上初の胚盤胞ができていたのでした。
このときは初めて卵子活性化の処理を行っていただいたので少なからずその効果があったのかもしれませんが、田熊にはよくわからず。
結局素人が不確かな情報を漁って想像でごちゃごちゃ心配するより、医療の力に任せてあとはできるだけ不妊について考えずに過ごす方がストレス少なくて良いのかもしれないな、とこのとき思いました。