5回目の移植から6日目。
前日の寒気と腰痛から風邪の危機感を覚え早く寝た翌朝。
お次は目が覚めるとうっすらですが静脈麻酔後のような、二日酔いのような気持ち悪さを感じました。
うっすら程度で会社は休めないためそのまま起きて通勤すると気持ち悪さはいつの間にか散っていましたが、夕方頃からまた同じ気持ち悪さが復活したのでした。
やはり風邪かコロナか?と疑いましたが発熱や喉の痛みなどの症状はありませんでした。
ここでついに
「これってもしかして妊娠超初期症状なんじゃね?」
という思いが田熊の頭をかすめました。
移植翌日の出血は着床出血で、昨日の寒気と腰痛と今日の気持ち悪さはもしかして全部、巷で噂の妊娠超初期症状ってやつなのでは...?
妊活を始めたばかりの頃に妊娠超初期症状なるものがあるとネットで知り、少しの体調の変化を「これか?」「これかも!?」と期待しては全く違いました勘違いでした〜というのを繰り返し、もうそんな都市伝説には惑わされぬと精神的ステップアップをしてから随分と(3年くらい)時間が経っていました。
それから人工授精も顕微受精の移植もまあまあな回数やってきましたが、今回は今までと何かが違う...気がするけれどこれでまた妊娠していなかったら自分の愚かさに超凹むので期待してはいけない...と悶々としているうちに、翌々日、移植から8日目にして体調全快と相成りまして、やっぱりただの風邪のひきはじめだったのかもしれないと思うところに落ち着いたのでした。