庶民的不妊録

生活が不安定なのに不妊治療沼にはまる夫婦の漫画ブログ

【気晴らし旅4】水

秩父旅2日目。

いざ、三峯神社へ。

 

早起きして温泉に入り健康的な朝ご飯を食べ、本来ならチェックアウトの時間までダラダラしがちな田熊とおっくんですがその日は荷物をさっさとまとめ、午前9時には旅館を出発しました。

三峯神社は結構な山の上の方にあり、10年選手の軽自動車のアクセルをベタ踏みしながら相当な山道をグネグネと登っていきました。

1時間近く車を走らせた頃、山の中に突然駐車場が現れました。

しかもとても大きな駐車場!と思ったらそこには入り口から伸びる車の列。

なんと辺鄙な山の上にも関わらず、しかも結構な収容台数を有する駐車場にも関わらず、まさかの駐車場渋滞が起きていたのでした。

さすが、関東随一のパワースポット…!

 

午前の早い時間だったこともありまあまあすんなり駐車場に入ることができた田熊とおっくん。

人の流れについて歩いていくと、大きな古い建物の観光食堂に辿り着きました。

みんなここでいろいろ食べていました。

すごい賑わい。

 

そのまま坂を登っていくと立派な鳥居が現れました。

三峯神社ではご利益ポイントが複数あり、ここまで来たからには全てクリアしなければ帰れないと一つ一つ突破していく流れとなりました。

神社にてまさかのダンジョン感。

 

田熊が個人的に一番難易度が高いと思っていたミッション、それは「水を買う」。

ただのミネラルウォーターではなく、三峰山にある井戸からとれる「ご神水」と呼ばれるこれまたパワーのある水をオリジナルラベルのペットボトルに封入したもので、なんと子授け・安産・厄除けの水といわれているそうです。

不妊治療真っ只中の田熊が買わずに誰が買う!

とは思ったのですが、いくらご利益があるとはいえ水に500円払うのはなぜか自分の中のもう一人の田熊が「どうなの?」と渋い顔をしてちょいちょい止めに入るのでした。

1リットル500円の水。

平地のスーパー等で売っている普通の水に比べたら高いかもしれないけれど観光地価格として考えるとこんなもんなのかも?

富士山の山頂では普通の水が500mlで500円と考えればご利益のある水が1L500円はむしろお手頃価格かも?

高級フレンチでは水1杯に800円を払うという噂ですし、それに比べれば良心的なのでは?

と庶民のシンキングタイムを経て、「神乃山水」を2本購入しました。

 

三峯神社は思っていた以上にエンターテイメント要素が多く、観光地感がありとても楽しかったです。

 

 

石畳に水をまくと浮き出る龍神様。

これを待ち受けにするとご利益があるとか。

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1本につき500円を出し渋りそうになったけど最後には購入したご神水

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気守り。

これもパワーがすごいのだとか。

水の購入は躊躇するのにお守りは普通に買う。

小さい頃からの習慣が大きいのでしょうか。

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