2回目の採卵が成果ゼロに終わったところで、田熊は不妊治療を中断することになりました。
理由は、おっくんの腎臓結石除去手術。
幸い開腹ではなく尿管から管を入れてどうにかできるもので、泌尿器科の医師から「全然難しくない手術」と言われ甘く見ていました。
1週間の入院手術でサクッと治るものと考えていたらどうやらそう簡単なものではなく、手術の際に腎臓から尿管まで通すステントという管が術後3週間そのまま入れっぱなしになるらしく、田熊おっくん夫婦は医師からその管が抜けるまで不妊治療休止を言い渡されたのでした。
検査、入院手術、経過観察期間合わせてなんと3周期分。
何もできないその間に、田熊は34歳の誕生日を迎えるのでした。
1人ではできないのが不妊治療。
治療を行うには夫婦2人ともが健康体であることが前提条件であることを改めて痛感させられました。