庶民的不妊録

生活が不安定なのに不妊治療沼にはまる夫婦の漫画ブログ

【おサボり期7】英会話教室

妊活を開始してから「どうせ妊娠したら辞めるかもしれないし」と仕事を頑張らなくなりました。

 

田熊の仕事は工芸のデザインと教室講師です。

好きなことに関わりたくて頑張って掴み取った仕事だったのですが、妊活を始める前から人間関係がうまくいかず辞めようかなと悩んでいた時期がありました。

のちに人間関係の問題は解決されたのですが、妊活を開始してからは仕事自体にあまり興味がなくなってしまいました。

もし妊娠できたら辞めるかもしれないし、妊娠を諦めたら生活環境のすべてを変えたくなるかもしれないし、どちらにせよ仕事を辞めるかもしれないと考えると業務に全然身が入らないのでした。

 

そんな惰性で働きつづけて妊活も1年を超えた頃ふと考えました。

このままでは仕事も頑張れず子どもも出来ず、気づいたら何も残らないのでは?

そんなの嫌すぎる田熊はなにか自分のために課金しなきゃ!と思い立ち、それまでお金がもったいなくてなかなか手が出せなかった英会話教室に通い始めました。

英語を話す訓練をしておけばこの先子なし人生が決定したとしても海外旅行や海外移住などに振り切り、やるせなさからアクティブに逃げ切ることができる!

と安易な考えのもと近所の教室に入会。

不妊治療による人生の停滞感の打破という重い動機など言えるわけもなく、先生から

「どうして英語を話せるようになりたいの?」

と聞かれるたびに

イラストレーターである夫の仕事をワールドワイドにするためのサポートをしたい」

というそれっぽい理由で押し切っていたため、海外のお客様からの問い合わせへのメール返答というマニアックな宿題を毎回出されるはめになりました。