※2021年12月頃、不妊治療保険適用前のお話です
3カ月後から開始する人工授精に向けて身体や仕事を整えていた矢先、おっくんの精液が真っ赤になるという事件が起こりました。
それ自体は血精液症という不妊と関係ない症状だったものの、ホルモン検査も卵管造影検査も無問題の田熊の中でおっくんの男性不妊疑惑が深まるきっかけになりました。
それまでにおっくんが受けた精液検査は1度だけ。
田熊が通うクリニックで精液量、精子濃度、運動率、正常精子形態率という基本の4項目を見るものでした。
塩先生から「問題ない」と言われたものの、運動率が基準値40%以上のところ20%代という低さを叩き出したことが気になっていました。
(おっくんのは濃度が基準値1500万/ml以上のところ5000万/ml以上あり、運動率が低くても分母が大きいから大丈夫とのことでした)
調べたところ隣の市に男性不妊クリニックがあり、そこでは基本の4項目以外にもなにやら詳しく10項目以上調べられるようでした。
精液所見の結果は日々変動するので1度の検査で決めつけるのは良くないと聞きますし、人工授精を前にもう一度検査をするのは無駄ではないはず。
9,600円するけど...!!
意を決しておっくんを説得し男性不妊クリニックの門をたたきました。