採卵周期2回目。
田熊の卵胞の育ちはまあまあ順調。
2回目のチェックで左右の卵巣合わせて10個以上の卵胞が確認され、あれよあれよと採卵日が決まりました。
初回より緊張感は薄くなりましたが、経験済みゆえに予測ができる2つのポイントへの恐怖感は増幅していました。
まずひとつ目のポイントが、静脈麻酔で眠りに落ちるか落ちないかの瀬戸際で膣をゴシゴシ洗浄されるところ。
点滴から痛み止めが入ってくると前回と同じように頭にモヤがかかったように意識がフワフワしだしました。
そしてガラガラッと勢いよく引き戸が開く音がして
「おはようございます」
とお馴染みの塩先生の声が聞こえました。
「では麻酔入れてください」
と聞こえ10秒も待たずにやはり股を水筒洗う時みたいにゴシゴシ洗われてるー!うわあーー!
と頭の中でパニックを起こしてすぐに意識が落ちました。
気がつくと今回も壁の時計は20分ほど進んでいて、看護師さんが道具を洗うカチャカチャという音だけが聞こえました。
ぼんやり天井を眺めながら次に来る恐怖ポイントを待ち構えていました。
が、来ない…?
初回のときは目覚めとともに結構な腹痛に襲われましたが、今回は痛くない…
目覚めていることを看護師さんに気づかれリカバリールームへ移ってからも痛みはなく、そのまま眠りにつきました。
学び: 採卵後の腹痛はある時とない時がある。