慢性子宮内膜炎検査当日。
採卵のときと同じように前日夜から絶飲食。
朝はシャワーを浴びてスッピンメガネでクリニックへ向かいました。
手術着に着替えいつもと同じ手術台に仰向けになると、しばらくして塩先生が部屋に到着しました。
「まずは子宮口を広げるための処置をします」
と塩先生の声が聞こえ、いつものように股がゴイゴイ広げられました。
直前の説明で、スポンジがギュッとなったようなものを子宮頸管に入れ、それが水分を含み徐々に広がることで子宮口を広げると言われていました。
勝手なイメージで「スポンジなら柔らかいから痛くなさそう」となめていた田熊の下腹に突如ギュウ!と鈍めの痛みが走りました。
そして塩先生は去ってゆきました。
ジワジワと生理痛のように腹の奥が痛みましたがそのままリカバリールームに移動して1時間待機。
うとうとしていると看護師さんに呼ばれ、また先ほどの処置台へ戻りました。
採卵のときと同じように右腕に点滴、左腕に血圧計をつけられ、脚を開いて待機しているとまた塩先生がやってきました。
採卵と同じだな〜と思いながら麻酔が効いてくるのを待ちました。