胚移植後の過ごし方について、塩先生からは
「何も制限はなし。普段通りの生活を」
と言われました。
そう言われたのだから普段通り過ごせばよいのですが、そこは不妊脳。
「胚移植後 過ごし方」
「胚移植後 着床 何日目」
「着床時期 やってはいけないこと」
等々で検索をかけまくりました。
どうやらクリニックによって胚移植後の過ごし方の指導内容がだいぶ異なるようでした。
普段通りの生活を推奨するところもあれば、運動や自転車など身体に振動が加わることをしないのはもちろん、掃除もダメ、立ち仕事もダメ、できれば移植後3日は動かず安静に過ごすようにと"お姫様生活"なるものを送るよう指導するクリニックもありました。
労働者である田熊はもちろんお姫様生活など送れるはずもなく、午前中に移植してその日の午後から仕事をしていたわけですが、買い物袋を運ぶ時、階段を登る時、少しでも下腹部に力が入ろうものなら
「今ので卵がダメになったのでは!?」
とドギマギして気が気ではありませんでした。
「ストレスフリーに過ごす」が絶対いいに決まってるのに、気にしすぎが強大なストレスとなりました。