庶民的不妊録

生活が不安定なのに不妊治療沼にはまる夫婦の漫画ブログ

【体外受精7】由々しき貧血

ダメもとでやった人工授精④は本当にダメに終わり、初の採卵周期が始まりました。

生理がきて2日目に不妊専門クリニックへ。

田熊の通うクリニックでは採卵の際、静脈麻酔で眠った状態にするので、麻酔が問題なく使えるかどうかを検査するための採血をしてその日は帰りました。

 

2日後に採血の結果を聞くためと自己注射の説明を受けるために再びクリニックを訪れました。

田熊が診察室に入ると塩先生は開口一番

「貧血ですね!」

と言い放ちました。

塩「早急に貧血を治したいので、タンパク質と鉄分をしっかりとってください。鉄の吸収率を高めるビタミンCも一緒にとるとなお良いです。アサリの酒蒸しにレモン絞るとか」

田熊は生まれてからずっと少々貧血なのですが、これまで医者に本気で治した方がいいと言われたこともなければ生活に支障が出ることもなかったので放置してきたのでした。

そのツケのせいでまさかの採卵不可に・・・?

と不安になりましたが採卵日までに貧血を改善する努力をすればよいらしく、少しほっとしました。

しかもアサリの酒蒸しにレモンとか、ゆるめの努力で良さそう・・・と気を抜いた田熊に次の瞬間塩先生は

「とりあえず今日は鉄剤を点滴します」

と淡々と言いました。

 

カジュアルに点滴イベント発生。

高度不妊治療の沼へ片足を踏み込みました。